靴底の豆知識3


2021年1月28日午後から東京は数時間だけ雪が降りました。従いまして雪寒地向けの靴底について記事を書きます。
雪国の方には笑われてしまいますが、東京地方では雪が数センチ積もる予報がでると地上波TVの方々は挙って八王子駅前から中継をします。それと新宿駅前(笑)。八王子の方々は雪の予報がでるとそれなりに備えているでしょうから、わざわざ中継してもらわなくても大丈夫だと思います。電車が遅れたりダイヤが乱れた際にそこいらあたりの情報を提供して頂けたら充分です。

さて、雪国の靴売り場では、防寒底のシーズンになると滑りにくい機能底材をアピールされた店頭のデイスプレイになると聞いたことがあります。東京の人は「雪道(凍った)歩くのが慣れていないから滑るんだ」と言われますが、本場の方もやはり滑りにくい物を探されているのを聞いて少し安心しました。

東京で積雪の予報が出た時の対処法

雪道ではゴム製(革製は革が傷む)などの長くつを履いてください。滑りにくいし履き口から雪が入ることが防げます。
長くつがない方は、スニーカー(靴下の上にスーパーの袋を二枚重ねする)です。濡れて冷たいですが仕方ないですガマンしてください。
商談などで長くつがTPOに合わない場合にはブーツならセーフです。合皮素材が良いですが本革を使用される場合には防水スプレーを散布(気休めでしかありません)してください。
ブーツがない方は仕方ないのでくたびれた靴を履いてください。スニーカー同様に靴下を履いて靴を履く前にスーパーの袋二枚重ねする。
靴底ですが、革底は絶対にやめてください。めちゃくちゃ滑ります。特に凍った路面では自殺行為になります。
雪国以外でも雪道でも滑りにくい機能底材の靴が買えますので1足はお持ちになっていても良いかもしれません。
どうせならサイドゴアブーツかチャッカーブーツあたりをお勧めします。雪道で短靴だとくるぶしあたりから雪が入ってしますので不向きです。

尚、靴が濡れた場合には別の記事を読んでいただきメンテナンスを怠りなく!

※お仕事で仕方なくお出かけになる場合には、職場について靴がびしょ濡れではテンションが下がるので替えの靴と靴下をご持参ください。

すっかり雪を楽しめない年代になりました(笑)

【令和3年1月28日】

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