革靴が痛いという方の解決策をまとめました

大きく分けて以下の4点があげられます

  1.   サイズ(足長さ)がそもそも合っていない
  2.   ワイズが合っていない ⇒(3E 4E 5E)
  3.   外反母趾の気配が疑われる場合 ⇒オブリ−ク木型で対応
  4.   デザイン重視で購入してしまう

 
サイズが合っていない。まず、確認いただきたいのはスニーカーと革靴でサイズ感が異なります。
「スニーカーサイズ」という物があるという事を踏まえてください。今後は、ご自身の革靴のサイズを覚えてください。
たまにこのような光景を見かけます。「靴売り場でフィッテングして足の指の位置を押して靴の収まり具合を確認している方を見かけます」しかし、間違ってもいませんが正しくはありません。靴には捨て寸と言って先端までに隙間なく足が収まるようになっていません。
木型(靴を作る型)が丸かったり、角ばっていたり、尖っていたりと様々です。また、ロングノーズと言われる文字通りスタイリッシュにシルエットを長くみせるような木型もありその場合には、設計上足の指が届いていない空洞部分がより広くなっております。すなわち、ある程度の知識がある方かサイズだけみてで購入する場合は別として、上記に記載した例の様にフィッテングした際に靴の上から足の指を押して「まだ先端側に隙間があるから」0.5cm小さいサイズを買うかな〜?などと足の収まり具合だけで購入すると本来のサイズとは異なるサイズ感の商品を購入する原因にもなりますのでご注意ください。
理由は、サイズピッチ(等差)が大きく影響してくるからです。
通常日本ではモデル木型(基本となる木型サイズ)からでは5:4や5:3の比率で(拡大、縮小)しています。
(例)5:4とは、5mm(長さ):4mm(簡単に表現すると幅)でこの比率で機械的に延ばして木型を作ります。
すなわち、長さが何となく合ったとしても本来のサイズではないので幅がタイトになり足が痛くなる原因にあります。

ワイズが合っていない。(3E)EEEよりも(4E)EEEEの方が幅が広くEが多い方が「ゆったり」となります。(5E)EEEEE (6E)EEEEEEの幅広の商品もあります。靴のエコーでは4Eまで販売しております。
 
外反母趾が疑われる方はオブリークという形状の木型を用いた商品がありますのでその類の商品を選んでみてください。
専門店でのご購入を勧めます。「革靴 オブリーク」で検索してください

デザイン重視で購入は悪くないのですが、足が痛くなるのであれば、一度ちゃんとシューフィッタに計測してもらってください
 
まずは、4E以上の靴を買う。ネットで買うのであればロングノーズは買わない。
一番重要なのは、本革製の革靴を買う事です。本革製であれば革が伸びてくれるので足に馴染みます

以上ご参考になさてっください

【令和2年11月12日】更新

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